2010年の状況

　霧島ヶ丘公園の展示機が全て無くなっていました。管理事務所の方に聞いたところ今年の４月ぐらいに自衛隊に返却したとの事。展示機が無くなっている事を知らずに訪れて残念がって帰るお客さんも結構居るとの事でしたが、もうどうにもなりません。（2010/10/17記　ＨＡＷＫ）

　1998年の写真と比べ明らかに再塗装されています。しかしKM-2,OH-6Dともキャノピが破損しガムテープ当で応急処置？されています。またHSS-2Aの後ろに台座があり昔もう１機展示されていたのではないでしょうか 。（ＫＵＰＡＮＢＡ）

×　富士ＫＭ-2　6266　

KM-2　6266の経歴　

1977/01/13	ｃ/ｎTM-36　海上自衛隊に引渡
1992/02/15	用途廃止
	霧島が丘公園に展示　　2010/04撤去

現役時

撮影1979/04/01　鹿屋航空基地　永野修一


撮影1980/02/22　宇都宮飛行場　佐伯邦昭

---

展示

撮影2005/04/28　KUPANBA　（以下同じ）

銘板

O/H記録最終PAR記録
　

×　シコルスキーＨＳＳ-2Ａ　8081

　

×　川崎ヒューズＯＨ-6Ｊ　8762


　　

ＩＲＡＮ
（INSPECTION AND REPAIR AS NECESSARY）
陸上、航空各自衛隊の航空機の定期修理
航空機を安全かつ効率的に運用し得る品質を維持するため定められた期間毎に検査を実施し、必要に応じて修理および交換等を行う作業

ＰＡＲ
（PROGRESSIVE AIRCRAFT REWORK）
海上自衛隊の航空機の機体の定期修理
航空機の信頼性データ等に基づいて航空機の使用状態に応じ、部隊等で整備できない機体の修理、交換、調整、改修、検査及び試験等を行う作業。

　ＰＡＲは「単なる呼称の変更ではありません。設計情報まで遡り、更に実運用における信頼性の現状を分析し、改善すべきものは、設計変更、整備方式変更等々、様々な技術検討を実施し、その結果、整備間隔拡大等の経済効果、運用上の効果と、安全性の向上の両立を得ることを目的としたものです。
　 そのＰＡＲの技術検討が行われた後、その成果を反映して、以降ＰＡＲの実施に切り替えられたものです。 」（ ＰＡＲさん投稿）

以上　青空の下ひるねホームページより

　海上自衛隊鹿屋基地から数キロ離れた小さな山の上の公園に３機の海上自衛隊機が展示されています。訪れる人は少ないため、人為的な傷は少ないようですが、天候による腐食が見られ ました。（山本晋介）

×　富士ＫＭ-2　6266　シコルスキーＨＳＳ-2Ａ　8081　撮影1998/08/01　　


×　川崎ヒューズＯＨ-6Ｊ　8762　撮影1998/08/01　　山本晋