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航空歴史館技術ノート

  

航空自衛隊 浜松基地 H-21B ローターブレードについて

イガテック

 2026/02/23 

 航空自衛隊 浜松基地エアパークに展示されているH-21BのローターブレードがKV-107のブレードに交換されているというお話があり 以前の展示などと比べてみました。
 1982年に私(イガテック)が撮影した際のブレードと確かに形状が変わっていました。
 機体のマニュアルなどを使いながら調査した結果をお知らせします。

 浜松基地エアパーク H-21B展示 リンク

1982年当時の拡大写真
撮影1982/11/14 浜松基地航空祭 イガテック


H-21 Technical Servive School Service department Aug 1955より抜粋


 上記マニュアルでは 7番 金属ブレード、8番 木製ブレードの2種類が書かれており 付け根の形状が斜めに加工されていますね。
 1982年当時の形状と一致しています。
 2002年の下記の写真は小さいのですがエアパーク展示開始当時も同じようです。

撮影2002/07/19 たか


 現在の浜松エアパーク展示機のブレードは下記のように付け根が直角ですね。

撮影2026/02/07 イガテック


 VARTOL 107のメンテナンスマニュアルでは下記のようにブレード付け根が直角です。

Helicoptor Maintenance Manualより抜粋


 サイズを比較するとV-107は25Feet、H-21Bは22Feetの長さなので1m位違いますね。 

H-21 Technical Servive School Service department Aug 1955より抜粋


 エアパークの写真を見るとH-21Bの胴体中央よりもブレードが長く見えるのでそのままの長さでつけているのでしょうか?

撮影2026/02/07 イガテック


 所沢航空発祥記念館のV-44A(H-21)のブレードも同じように見えるので同様に交換しているのか気になるところです。

撮影2024/10/27  イガテック