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航空歴史館

掲載2020/09/26

ロッキード コンステレーション(愛称コニー)が函館空港に最後の飛来

写真/文 濱野善行

 

 少なくないファンが居るであろうコニーの最後の来日記録を残したいと思います。
 機体はアメリカで有名だったMATS塗装のC-121A(N494TW/2601)で、GE社から韓国KEへの譲渡フェリー途中に函館空港にテクランすると云うことで捕獲に向かったものです。
 当初予定の2005年4月6日に函館入りしたものの、途中経路上の悪天候などにより予定はズルズル遅れ、結局飛来したのは2005年4月8日となりました。
 翌朝は羽田便が到着して間も無くの出発予定となっていたので行った方々はダッシュだったそうです。     濱野善行

撮影2005/04/08 函館空港 濱野善行 

撮影2005/04/08 函館空港 濱野善行 

撮影2005/04/08 函館空港 濱野善行 

撮影2005/04/08 函館空港 濱野善行 

撮影2005/04/08 函館空港 濱野善行 

機体の経歴

1948 製造番号2601 C-121 Super Constellation Model 749A-79  
1948/12 USAF Military Air Transport Service  48-609 運用開始
~1950 VC-121Aに改造
1968/03 USAFでの運用終了 Davis Monthan AFBに保管
1970/05/05 Christler Flying Serviceに売却
1970/07/10 N9464登録 Desert Air社 農薬散布機に改造
1979/05/08 MC-GCKO登録 Beaver Air Spray社
1984/10/15 N494TW 登録
1992 N1940年代後半のMATSカラーに変更
1994/08/09 Avra Valleyにて滑走路オーバーラン。プロペラと主脚ドアにダメージ。
1997年時点では飛行可能状態
2005/04/25 N494TW 登録抹消 韓国 済州国際空港 展示
  現在の塗装は大韓航空(Air Korea)に変更されています

機体情報は下記を参考としています。
http://www.conniesurvivors.com/L749.htm#top
https://registry.faa.gov/aircraftinquiry/NNum_Results.aspx?NNumbertxt=N494TW