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 国産旅客機YS-11の歴史 

日本航空

更 JA8717 日本航空 あそ

1969/01/30

c/n2092 YS-11A-217 (後改造-500) 初飛行

1969/02/19

JA登録 日本国内航空 愛称あそ 定置場東京国際空港

1969/02/19

日本航空にウエットリース 福岡〜釜山線に就航

1970/04 日本国内航空に返還 (以下YJDAのJA8717参照)

1971/05/15

合併で東亜国内航空

1988/04/01

社名を日本エアシステムに変更 日本エアコミューターへリース

2006/10/24

JA抹消登録 フィリピンへ売却 RP-C2677

撮影1969 東京国際空港 PAPPY




 撮影1969/03/08 東京国際空港 戸田俊行


撮影1969/08/20 東京国際空港 戸田保紀


東亜国内航空 

撮影1970/09/13 大阪国際空港 鈴木博之


日本エアシステム TDAカラ

 撮影1989/05/14 大阪国際空港 鈴木博之


日本エアシステム 新カラー 

撮影1991/05/05 福岡空港 チャーリーマイク


日本エアコミュータ 

撮影2005/11/13 福岡空港 チャーリーマイク


フィリピンへ

撮影200610/08 東京国際空港 YS45

 

2018/03/02日替わりメモ

 日航のYS-11は、福岡〜釜山線に使用するために日本国内航空からウエットリースしたJA8717の1機だけです。期間は1969/02〜1970/04の1年2か月でした。今朝、写真を追加してみると妙なことに気付きました。

 機体は、1969/02/19に新規JA登録した同じ日に日航へリースされました。3月8日の写真では日本航空の塗装の下にJDAのロゴとマークを記入しているのに、8月20日には、それが消えて、本機のペットネームの「あそ」が書き入れられています。JALに乗るのに、搭乗口のすぐそばでJDAが目に入るのは好ましくないというクレームがあり、それなら、JDA本来のペットネームを書いてそれとなくJDA機であることを示したいと〜両社が妥協した〜 というのは考えすぎですかね。

撮影1969/03/08

撮影1969/08/20

撮影1969 月日不明

 リース終了後は、日本国内航空カラー、東亜国内航空カラーを通じて「あそ」のペットネームで飛びました。
 日航機の愛称は、漢字又はローマ字での記入が原則でしたから、ひらかなを使用した本機は恐らく唯一の例外ではないでしょうか。これも航空史の片隅の事件です。