1972/10/20 |
c/n2179
YS-11A-523 初飛行 |
1972/11/13 |
JA8785登録 日航製造 定置場名古屋空港 |
1972/11/30 |
抹消登録 |
1972/11/30 |
PI-67登録 Philippine Civil
Aeronautics Bureau |
1974/03/01 |
RP-77フィリピン空軍に移籍 |
1976/10〜12 |
フィリピン政府(マルコス大統領夫人イメルダ)専用機に改修
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2002/02 |
抹消登録 |
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PHILIPPINE AIR FORCE
AEROSPACE MUSEUM
に展示 |
YS-11A(c/n
2179)はフィリピン航空局フライトチェッカー(PI-67)として輸出され、その後は、フィリピン空軍(RP77)に所属が変更されて大統領仕様に大改造された機です。
改造のため大阪国際空港に飛来 撮影1976/10 飛行浪人
文 にがうり
大改造は、伊丹の全日空整備が大丸百貨店の内装作業協力で1976年10月から12月末までに実施しました。
その作業は機体最前方の通信関係室はそのままで、その後方からギャレーとトイレットの客室乗員用室、大統領室(シート12席、テーブル2個、3人用ソファ3個、回転椅子2個、オーデイオ・キャビネット等)、イメルダ大統領夫人室(ドレッシング・ミラー、シート、テーブル、トイレット等)への改修と機内エアコン・ダクト類の配管変更でした。
塗装のデザインは、全日空整備の社員から公募した中からフィリピン空軍が決めました。ただし当時の大統領機はBAC-111があり、本機は、イメルダ夫人と息子の専用機に使われたと聞いてます。
政府(イメルダ夫人)専用機として改修後 撮影1976/12 飛行浪人