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書名 航空機生産工学
著者 半田邦夫
発行 2002年10月20日
オフイスHANS
体裁 A5判(上製〉288ページ
定価 4,000円+税 |
(オフィスHANSの紹介文をそのまま転記しておきます)
ライト兄弟が世界最初の有人飛行に成功して以来、航空機は飛躍的な発展を遂げました。そそ、その近代化と性能の進歩を支え続けた生産技術もまた、同じ長い歴史を歩んでいます。
より速く、より高く、より速く・・・…。夢の実現を目指した先人たちの数え切れない成功と失敗が今日、人類の英知の集大成として現代工学の基礎を形成しているといっても過言ではありません。
本書は、現代科学技術の粋を集めた航空機システムを、とくに機体構造に関して一貫した“モノづくり”の視点からとらえ、300余点の図版と写真を駆使して体系的に解説した、世界にも類のない航空機生産技術書です。
航空宇宙産業は、機械、電気、化学などあらゆる工学を網羅した、広い裾野を持つ壮大な技術基盤です。航空機・ロケットを始め、通信、計測、精密機器など関連分野に携わるすペての技術者はもちろん、将来この分野に進もうとする人にとっても、有用で普遍的なテキストブックといえます.
《内容》
Part
Part1 日本の航空機産業の発展
Part2 製造計画
Part3 航空機構造材料
Part4 治工具計画
Part5 板金加工
Part6 機械加工
Part7 金属接着と複合材成形加工
Part8 溶接とろう付け、特殊加工、精密鋳造
Part9 表面処理と塗装
Part1O構造組立と艤装、整備と試験飛行、定期修理、品質保証
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〒150-0012 東京都渋谷区広尾2−9−39 オフィスHANS
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ofc5hans@m09.alpha-net.ne.jp
佐伯から :
出版社から寄贈を受け、どうしようかと迷っていたのですが、随分高い本であるし、確かに世界にも類がないと思われますので、批評抜きで紹介することにしました。
設計前のコスト試算方法から始まって、完成機の修理に至るまでおよそ航空機工学のすべてに余すところなく触れてあり、入門者へのガイドブックであると同時に、例えば板金加工の現場にいる技術者が機械加工、溶接、塗装など他部門のことを知りたいときの便利なガイドになると思われます。
要するに、ジャンルごとの専門書を一冊にまとめてしまったといえばお分かりいただけると思います。
佐伯には、そこまでは言及できますが、記述の中身の価値判断は到底無理です。とにかく便利な本であるということだけ申し上げておきます。
記述例