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「1945年に進駐してきた米軍により、軍用・民間機及び場内施設が火炎放射器で焼き払われ飛行場閉鎖」(札幌市史編さん委員会編 札幌百年の歩みから) 正門の門柱が残り、右書きの札幌飛行場が往時を偲ばせます。左側門柱のうしろにある彫刻柱が坂たんどう氏によるプロペラ型「風雪」碑、自転車の横に区役所が建てた説明板があります。
説明板の文章 ここにある2基の門柱は、かっては道内でただひとつ東京への定期航空路を持っていた札幌飛行場正門の跡である。この飛行場の歴史は大正15年(1926)、旧北海タイムス社が報道用のため、北24条以北を滑走路として使用したことに始まる。昭和8年(1933)、逓信省はこれを含めて拡張、53万平方メートルの広大な飛行場とした。今井百貨店の屋上に据え付けられた航空灯台は、夜間飛行のための指標であった。昭和20年(1945)終戦の年、札幌飛行場は閉鎖された。