思わぬところでヒコーキ雲未掲載の保存機体を発見しました。場所は栃木県那須烏山市に所在の那珂川清流鉄道保存会」です。この団体は実質個人コレクションで、トロッコからＪＲ車両、果てはモノレール車両まで膨大なコレクションを保存展示しているのですが、その一角にブルーシートをかぶって胴体と主翼が分離した状態の軽飛行機が保管されていました。
　保存会の事務の方に伺ったところ、パズマニーという飛行機で引取りの打診があったので鉄道車両ではないが静岡県から最近運んできたそうです。機体は白地に青の帯が入っており、垂直尾翼にＳＫＹＬＡＲＫ　機首にexperimentalと記入されていますが　ＪＡまたはＪＸナンバーの記載は無いようでした。（ブルーシートのせいで機体すべて見たわけではありませんが）一方主翼は翼端にチップタンク状のものが取り付けられております。
　パズマニーという飛行機について検索してみたところ、ホームビルト機キットを製造するアメリカのＰａｚｍａｎｙ社がヒットし、形状からＰＬ２というタイプではないかと思われます。エクスペリメンタル航空機連盟の一覧表によればパズマニーPL2はJナンバー未登録の機体が１機あり、製作者は宮内製作所となっております。この機体が該当機ではないかと思います。

撮影2018/06/17　ハロースクエア

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パズマニー　PL-2に間違いなし　　

　パズマニーPL-２の写真が見つかりました。1971年11月に名古屋空港で行われた第3回航空宇宙ショ−に展示されたもので　当時も「ミヤウチ・パズマニ−」と言う名称で出展されていたと記憶しています。

撮影1971/11/02　Twinbeech

撮影1971/11/02　geta-o