中学生の頃には、何本かの鉄塔が残っており、校舎の窓から日を追うごとに高さが低くなって減っていくのを危機感をもって眺めていましたし、自転車で解体現場へ行き、残骸の一部を貰って帰った記憶があります。
あの頃、だだっ広い草原に、異常な高いお化け鉄塔を下から眺め、ここからあの暗号電波が発信されたのかと思いめぐらした場所が、今は小奇麗な住宅や学校が立ち並んで見る影も無く、唯一、その存在を示す記念碑がたっているだけです。
送信所は大きな円周の道路があり、下はその中央を南北に走るバス通りです。(YS45)
事前に調べて、2本残っているといわれる海軍省の石標も探しましたが見当たらず、恐らく抜かれてしまったのだと思います。