撮影2000/11/12 ELINT人
@ ELINT人さんから鎌ヶ谷市役所への手紙
市制記念公園に行きました。その時、気になったのですが、黄色い飛行機を救ってあげて下さい。貴重な機体だと思いますし、子供達の空への憧れなのに、かわいそうに思いました。あれは、元海上自衛隊の機体なので、下総基地にお願いするか、ボランティアを募って、何とかしたいです。私も出来ることがありましたら、是非協力したいです。大切な飛行機なので、撤去だけは、してほしくないです。どうか、お願いします。
A 鎌ヶ谷役所からELINT人さんへ 2000/11/21付け回答
市といたしましては、日頃より市民の皆様が安心して利用できるよう、公園の整備を心がけているところであります。
さて、ご意見をいただきました「市制記念公園内の飛行機」の件につきましては、防衛庁より無償貸付を受けている関係上、飛行機の塗装等の整備に関しては防衛庁の承諾を得なければなりません。今後は、ボランティアの皆様との作業を含めて、防衛庁と協議していきたいと考えていますので、ご理解くださるようお願い申し上げます。
B 都道府県展示保存機総覧(現都道府県別・展示保存機総覧)創設を思い立った動機
以上をELINT人さんから知らせてきたことが、当時、ダグラスDC-3研究に没頭していて、各地の展示機などにはあまり興味がなかった私をして、全都道府県の展示保存機の現状に目を向けさせてくれた大きな動機付けとなりました。2通の手紙と汚れたSNJの写真は、都道府県展示保存機総覧(現都道府県別・展示保存機総覧)の生みの親とも言えます。
C 考えは変わるもの 2010/09/14
ところが2010年になって、ELINT人さんがボランティアについての考えを豹変しました。自身の掲示板に、
彼自身が次のように書いたのです。
『すぐにOBやボランティアを使えという人もいますが、現実は皆それぞれに仕事を持っていますので、難しいのでしょう』
ヒコーキ雲を閲覧している人なら、それが佐伯を批判していることはすぐにお分かりでしょう。確かに、彼の鎌ヶ谷市役所への手紙に触発されてそのように発言をしてきているからです。
各地の展示機で汚れや破損がひどいものには管理者に善処をお願いし続け、その何割かは誠実なお答えと対策に接してきていることはご承知の通りです。しかし、現今の財政状況では、展示航空機に予算をつぎ込めなどとは、なかなか言えるものではなく、さすれば、金が無ければ知恵を出せということです。航空関係のOBやボランティアの活用に行きつきますわなあ。実際に、ボランティアが活動している施設はたくさんあるのですから、無理な提言ではないと思っています。
しかしこの人は
10年前 ボランティアを募って、何とかしたいです と訴えながら、
10年後 すぐにOBやボランティアを使えという人もいる と批判しました。それが佐伯個人を批判するつもりでも、その前に自分の申し出が矛盾していることに気付いていないらしいです。
D 猛省を!
都道府県展示保存機総覧(現都道府県別・展示保存機総覧)の生みの親であるだけに、場当たりで考えを変えたり、純ボランティアとして展示保存機の情報を世界に発信している人間をおとしめるような行為は如何なものでしょうか。猛省を促します。