日替わりメモ 5月7日
〇 電子航法研究所のビーチクラフトB99を展示
九州築上町のロッキードT-33A展示に続いて、成田からビーチクラフトB99の展示と航空ファンにとっては朗報が相次ぎますね。ついこの間までは展示機の老朽撤去の話しばかりだったような気がしますが、これらが景気回復の足音になればと大歓迎です。
ただ、いまだ地方財政の厳しい中で芝山町が農産物直売所に航空機を展示したことについて、いらぬお節介をするなと叱られるのを承知で考えてみました。
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人口 |
一般会計総額 |
諸収入 |
諸収入中の空港周辺対策交付金 |
芝山町 |
7928人 |
4,744,000千円 |
881,842千円 |
809,000千円 |
長柄町 |
7735人 |
3,208,000千円 |
100,360千円 |
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人口がほぼ同じ規模の千葉県内の芝山町と長柄町について、平成25年度歳入予算で比較しました。
芝山の予算規模が約1.5倍です。その大きな原因が諸収入の差にあり、その中に片や8億9百万円の空港周辺対策交付金があるのに対して、片やゼロという違いがお分かりでしょうか。
騒音などに悩まされる空港周辺地域への手厚い対策なのです。それによって、大きな双発機を展示する施設(空の駅)の建設も可能だということでしょう。築上町も同じですね。騒音被害とのプラマイなどというと、もっと叱られそうですが、社会の一つの現実として予算を確認してみてください。国民の税金ですから。
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