日本航空宇宙工業会の年誌から抜粋
実機のデモフライトのない国際航空宇宙展も計3回を数えることとなったが、主な出展者の間からはデモフライトの復活を期待する声が高まってきた。
そこで、(社)日本航空宇宙工業会では広報委員会において検討を進めた結果、次回国際航空宇宙展に
ついては、多くの来場者の見込める首都圏において開催するとともに、可能な範囲でデモフライトを取り入れる方向で作業を進めることとなった。
その結果、第11回開催になる2004年国際航空宇宙展については、2004年(平成16年)10月6日から10日までの5日間、パシフィコ横浜において、従来の屋内展示に加えて、ヘリコプターを中心とする航空機のデモフライトを取り入れて開催した。