横須賀基地に設置されたヘリポートが標高 12feetと低威のですが立派な管制塔が設置されています。
				 日米共用の基地で普段見ることが出来ませんが、珍しいと思い掲載します。
				 また、歴史を紐解いていくと戦前の潜水母艦の艦橋が使用されていたという歴史があります。(編)
				
				横須賀基地ヘリポート
 標高 12feet
				撮影1990/02/12    撮影 ヒコキチ
				
				
				
 訪問時、たまたま キャンプ座間配備のUH-1Hヘリコプターが1機飛来しました。
  機体番号 
				21774  コールサイン NINJA
撮影1990/02/12    撮影 ヒコキチ   管制塔内から撮影
				
				
				
撮影1990/02/12    撮影 ヒコキチ
				
				
				
新 撮影2016/08    酒井 収  猿島から撮影
				
				
				
撮影1990/02/12    撮影 ヒコキチ
				
				
				
撮影1990/02/12    撮影 ヒコキチ
				
				
				
航空写真 赤マークのところにヘリポートがあります。  2024 Google Map
				
				
				
撮影1988/10/19  国土地理院航空写真  ヘリポートが建物が現在の物に変わっています。
				
				
				
撮影1983/05/18  国土地理院航空写真  ヘリポートが艦橋の転用
				
				
				
撮影1971/05/07  国土地理院航空写真  ヘリポートが艦橋の転用
				
				
				
影1946/02/15  国土地理院航空写真  ヘリポートはまだ開設前。艦橋位置は変わっていない。
				
				
				
 ヒコキチさんから下記の説明がありました。
 「昔、旧日本海軍に潜水母艦の「大鯨」(たいげいと読みます。)という軍艦がありましたが、その軍艦を途中で 航空母艦として改装しました。
なので、そのとき必要しなくなった「大鯨」の艦橋をそっくり取り外し、地上に持ってきて置いてあったのだと思います。
その地上に置かれてあった旧日本海軍が かつて使用していた艦橋部分に駐留した米軍が目を付けて、ヘリポートに運び、そっくりそのまま   その施設をヘリポートの管制塔として仮に代用していたものだと思います。
				 
この船の艦橋部分の""建物"を流用したヘリポートの管制塔は、1977年ぐらいまで使用されていたとのことです。
その後、新しく管制塔は建て直されて現在に至っています。
不要になった、この旧日本海軍の軍艦「大鯨」の艦橋を取り外して地上に下ろし置いといたら、後々に、米軍のヘリポートの管制塔として生まれ変わり、再利用されていた話しは、
「日本の海軍」という本に真証が書かれているとのことです。」 ヒコキチ
				 注: 航空写真からの確認では艦橋が撤去された時期は1983年から1988年の間でした。
 
潜水母艦 大鯨  1934年当時の写真   空母改造の際にこの艦橋が転用された。
				
				
				
 艦橋が転用された際のヘリポート写真が直接掲載できないのでヒコキチ三から紹介されたリンクを紹介します。
    "再利用された旧軍施設ーゆめみ〜あい日記"