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:現地に展示中のもの ×:過去のもの :現状不明

A3818-1 新潟県魚沼市(旧北魚沼郡湯之谷村)井口新田  星光堂駐車場(建設業)
            Seikodo, Uonuma City, Niigata Prefecture  
        
◎ 星光堂駐車場のノースアメリカンF-86F-40 72-7753 

ノースアメリカンF-86F-40 72-7753の経歴

1957/10/22 c/n231-53 US55-5100 航空自衛隊へ引渡  第2航空団(千歳)所属
1958/03/29 事故により廃棄
1958/07/31 用途廃止
  防衛大学校に展示
  湯之谷村の公園に展示
  魚沼市(当時北魚沼郡湯之谷村)星光堂に展示
 

1981〜1983年頃 旧湯之谷村の公園に展示作業中のノースアメリカンF-86F-40 72-7753  予備三曹

 防大に.展示後解体保管されていた機体を組み立てました。赤いハイドロオイルが黄色に変色していたのと、作業の最中に偵空のRF-4が写真を撮っていったことを覚えています。 (予備三曹)

 このマークは第2航空団第3飛行隊が浜松から千歳へ移動した1957年頃のわずかな期間のもので、新鋭の部隊として盾となり矛となる気概を兜のデザインに示したものだそうです。同じマークのパッチをジャンバーにつけた隊員の写真が防衛庁に残っていますが、機体の写真はほとんど見ることできません。胴体のNは、米軍のF-86との識別でNIPPONを表すものということです。(幸田恒弘、守屋憲治さんより)
     

 72-7753は、第2航空団に配備されて5か月後に事故で除籍されており、そのためにオリジナルのマークが残り、そのまま防衛大学校での展示を経て、魚沼の公園で展示作業されている時にも第2航空団のオリジナルであったと断定できると思われます。

 詳しい資料や防大時代の写真をお持ちの方は連絡してください。 (佐伯邦昭)

 

 参考 第2航空団 72-7716の塗装 航空情報1964年7月号マークから見た航空自衛隊機より

   

2014年の状況 撮影2014/05/03 KUPANBA

 再塗装されています。 第2航空団が米軍機との識別のためにNと2を表示した黄帯(黒縁取り)が記入されました。尾翼の総隊飛行隊のマークは余分でした。
   

ラジオコールナンバー確認

2008年の状況 撮影2008/10/28  にがうり

左翼のタンクがなくなっています。

 

 

2007年の状況 撮影2007/11/23   新潟のゴルゴ

 現在、左翼破損部、垂直尾翼破損部も修復され、タンクもついています。尾翼下の展示支持鉄骨にブランコが取り付けられています。今年の初雪が積もってますね。長い冬の到来です。

 

 

2005年の状況 撮影2005/08/13 ogurenko

 垂直尾翼が折れ、左翼にもダメージがあります。新潟中越地震(2004年10月)の影響が何らかの形であったのでしょうか?特設の梯子は大雨の日は、用心です。とっても危険です。

 

2003年の状況 撮影2003/03/30  シシオ

 塗装は何度も塗り替えられ、総隊飛行隊関係者が尾翼に小型の総隊マークを画いたらしいとも言われます。右翼はなく、左翼に吊り下げてあったドロップタンクもはずされています。特設梯子でキャノピーを見学することができます。