HOME・SITEMAP 日替わりメモ 長野県目次

 

松本市 飛行場空撮 松本空港
松本空港ビル
日本司法博物館

:現地に展示中のもの ×:過去のもの :現状不明

 

A4306 長野県 Nagano Prefecture 松本市 松本空港
             

× 松本空港のHOME・SITEMAP・サイトマップビルト機 
撮影1976 出展:
阿施光南 

説明看板を拡大してみると、機種は米国製パーカーGTU(カの字は推測)、フォルクスワーゲンのエンジンを装備、製作者は松本市の小登貫 (下記赤のライン部分参照)となっています。酣燈社の第1回航空サマーセミナーにて



Ⓒ 酣燈社  AIRVIEW MATES コミュニティ No5  1976/08/20発行


第1回航空サマーセミナーに参加しました  永島東洋輝

 
小生は会社を休み参加(集合写真の前列左から2人目)しました。当時を懐かしく想いながらアルバムを探しました。参加者名簿と数枚のスナップの中には、FAコックピットに納まる女性只一人のミス玉本さんもありました。
 ターミナル屋上に展示されていた、HOME・SITEMAP・サイトマップビルト機の製作者名を見て興奮したのを憶えています。それで、主催者側に申し入れて講話依頼をしました。小高氏の講話中は誰一人トイレにも立たず、シーンと息を殺して聞き入ってました。ピンと張った姿勢で講話中の写真があった筈なのですが、氏の作品「あゝ青春零戦隊―猛烈に生きた二十歳の青春」に挟んでおいて、そっくり友人先で不行方不明になりました。残念です。
 この写真は、体験操縦でRW18にアプローチ中です。


松本空港にあったHOME・SITEMAP・サイトマップビルト機について 2006/10/12 おーたさんから連絡

 阿施光南さんが報告されている松本空港のHOME・SITEMAP・サイトマップビルト機ですが、散歩中に偶然民家の庭に置いてあるのを発見しました。場所は松本市の南部の住宅地の中です。現状は、機首エンジンと主翼、水平尾翼がないようですが、切断ではなく外してある感じなので別にあるかも知れません。

飛行場空撮 松本空港 滑走路2000m  撮影2005/05/25 

 

A4303 長野県 松本市 松本市立博物館分館  松本市歴史の里  日本司法博物館
   Nagano Prefecture            
更△ 松本市日本司法博物館の零戦タンクとB-29エンジンシリンダー

にがうりさんが本館Q質問コーナーで「この展示場所はどこでしょう」と問いかけた右の写真(1986/10/5撮影)について、新井さんから松本市の「2001/12に日本司法博物館でみました」との情報が寄せられ、それをもとににがうりさんが調査して最新の写真を撮ってきました。

 以下その経緯です。  ヒコーキ雲 零式艦上戦闘機総目次

2002/6/21 にがうりさんの現地調査結果

 新井さんのお話しのとうり長野県松本市「日本司法博物館」に零戦増槽タンクはありました。
 
 新井さんありがとうございます。博物館の名前からすると場違いの感があり、私の写真整理が悪い事もあって年月がたってから出てきた零戦タンクの展示場所がわかりませんでした。
 
 今回16年ぶりに再訪して博物館周辺は建物が増えたりして以前とは様変わりしてましたが木立に面影はありました。
 
 また当時のタンク展示室は平成11年にレストハウス(喫茶室)に変わり現在は別棟の「松本少年刑務所旧拘置監」の片隅に置かれた状態でタンクは上下逆さまになっておりました。

 近い将来展示物展示室など改善する計画があるそうです。

 タンクの由来は市内在住の零戦搭乗員K氏 が航空技術者F氏から入手したタンクです。
 
 F氏は戦後三菱系軍需工場片倉工業倉庫にあった2個のタンクを入手、うち一個は浜松航空自衛隊に提供、残る一個をK氏に提供しました。
 
 K氏は20年間保存ののち「日本司法博物館」に寄贈しました。
 
 タンク以外に零戦防弾ガラス、B-29エンジンシリンダー、ラバウル航空隊フィルム・ケース、零戦油絵(K氏が描いたもの)などがあります。
 
 「日本司法博物館」は戦後の東京裁判や巣鴨プリズン資料展示室もあって戦争資料の一つとして市内在住のK氏が寄贈したと想像できます

 

 
     
2001/12に新井さんが訪れた時は上向きに置いてありました
       
胴体への取り付け部クロ-ズアップ

タンクや展示ケースが置いてある松本少年刑務所旧拘置監(右)は、日本司法博物館のひとつの施設です。

松本歴史の里 長野県県宝 日本司法博物館については、同館ホームページをご覧ください。
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1996/0460/contents/001.htm


 
2025/03 graceさんから現在上記の物が展示されていないということで△マークに変更しました。
 
 松本歴史の里 収蔵品データーベース にて収蔵されていることが判りますので紹介しておきます。
  増槽: 完成品 1個、 半完成品 3個、 骨組み 1個  計5個  リンク
  
防弾ガラス: 1個  リンク  
 今後の展示について質問していますが現時点では回答を頂いていません。(2025/3/24)

  2025/03/26 
  3月25日に松本市歴史の里 須永様より回答を頂きました。 

 「この度は、当館の収蔵資料につきましてお問合せいただきありがとうございます。
  ご連絡が遅くなり申し訳ございません。  お問合せいただきました資料ですが、展示を引き下げた詳細な時期については記録が残っておらず、また当時の職員も全員退職してしまっておりますため具体的なことが確認できませんでした。
 当館は平成14年(2002)4月に日本司法博物館から松本市が運営を引き継ぎました。
 その後は、しばらく日本司法博物館の展示を大きく変更せずに公開していたようですが、平成16年(2004)頃から司法博物館から引き継いだ資料の調査と整理を開始し、平成18年(2006)4月から約1年間をかけて実施した大規模な建物の修復工事にあわせ、展示内容を一新しております。
  (ご案内いただいたHPのレポートは日本司法博物館から松本市歴史の里へ変更となった直後(2002年6月)にご覧いただいた際ものですので、文中の「近い将来展示物展示室など改善する計画がある」というのが上記の修復工事に該当するかと思います)
  以上のことから、お尋ねいただいた資料は2005年頃までは常設展示されており、2007年4月末の館の再開時には展示されなくなっていた可能性が高いと考えられます。 
  また、今後の展示の予定につきましては、今年度は当該資料の展示は予定しておりませんが、今後、館のコレクションを公開するような形の展示を実施する際には、その展示内容に応じて公開していく形になるかと思います。
 はっきりとしたお答えができず大変恐縮ですが、以上、どうぞよろしくお願い申しあげます。」

 丁寧な回答を頂きました。
 現在は公式ホームページ リンク にありますように 展示の主旨が 
 【建造物自体が伝えるそれぞれの歴史的空間の再現(情景再現)に主眼を置いた展示を目指しています。そのため、各建物では当時使用されていた調度品や機械などをご覧いただけます。】 
 となっていますので将来 展示内容の変更などがあった際に一部でも展示さればと思う次第です。(編)