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航空自衛隊静浜基地の
ノースアメリカンT-6について
ノースアメリカンT-6G 52-0127
動態保存を試みた静浜のT-6
ノースアメリカンT-6F 52-0011
  @ 52-0011 第二操縦学校時代
  A 更 第11飛行教育団塗装で保管
  B 修復、トレーニングイエローに塗装
  C 再塗装後の展示
  D 再塗装後の展示 尾翼マークを書き替え

 

A4501 静岡県 Shizuoka Prefecture 焼津市 航空自衛隊静浜基地 
                  
◎ ノースアメリカンT-6F 52-0011 1

T-6F 52-0011の経歴 

1955/11/21 c/n121-42401 US44-81679 航空自衛隊に引渡 
1965/05/01 用途廃止
  静浜基地に保管 航空祭で展示

@ 52-0011 第二操縦学校時代

撮影 矢の目基地 菅原康

拡大 垂直安定板の尾灯(F型の特徴のひとつ)


A 第11飛行教育団塗装で保管 2

 撮影1984/08/26 静浜基地航空祭 KUPANBA


撮影2001/05 静浜基地航空祭 ELINT人


B 修復、トレーニングイエローに塗装  A7M3-J

 浜松広報館にある52-0010を復元したチームが、静浜基地の依頼を受けて、2001年10月から12月にかけて再塗装を行いました。作業の前に、すべてのステンシルを撮影した上で文字を正確に復元しているのをはじめとして、基地の指示に従い洗浄・修理・研磨・ジンクロ下地塗り・白(1808)塗り・黄色(Y19750X)塗装と正規の作業工程で復元されています。その一部を紹介します。(2010/11/21記 A7M3-J)

詳細撮影
 

 
          
            

            
 

 



作業の一部
 

 

 

 

 


 

    


 


C 再塗装後の展示 4

第11飛行教育団マーク 撮影2002/5/26  静浜基地航空祭 にがうり


D 再塗装後の展示 尾翼マークを書き替え 5

第15飛行教育団マーク 撮影2004/05/23 静浜基地航空祭 らぶこすた〜

撮影2009/05/17  静浜基地航空祭 にがうり

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× ノースアメリカンT-6G 52-0127  

52-0127の経歴 

1955/11/21 c/n182-467 航空自衛隊に引渡 US51-14780
1965/05/01 用途廃止
1974現在 静浜基地に展示
  撤去

撮影1974ごろ  RENAT

 

動態保存を試みた静浜のT-6 撮影1978/07/31  geta-o

 1978年ごろ、静浜の有志隊員がT-6を動体保存しようとの活動をしたと何かの文献で読んだことがあります。訓練の合間に、エンジンを始動し自走で滑走路をタキシングし ていました。(2008/03/23記 geta-o)


尾翼拡大   ラダーには52 垂直安定板には127の痕跡

52-0127の部品を転用した52-0011ではないか A7M3-J

 この機体は、ウインドシールド前の機首上面にある機銃収容のためのバルジ、キャノピー後端の形状、翼端灯が主翼の先端に見えない、尾灯がラダー後端ではなく、垂直安定板の中央にある・・・という数々の特徴から機体はF型であることが確実ですので、現在も静浜基地に保存されている52-0011号機である可能性の方が高いいと思います。

 しかしそうなると、F型仕様の垂直安定板になぜG型である「127」の文字が残っているのかという問題が生じますが、 既に撤去されている127号機の尾翼のアップをよく見ると、第11飛行教育団マークの中に尾灯らしきものが見えるような気がしてきました。

  何らかの事情でG型である52-0127号機にF型の尾翼が取り付けられていましたが、52-0011号機の動態保存が試みられた際にその尾翼が再度移植され、後に展示保存機となった・・・というストーリーが浮かんできます。実際T−6のF型とG型の尾翼は何の改造もせずに交換することが可能であり、その経験もあります。(2010/11/11記 A7M3-J)