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ニュースフラッシュ364 掲載17/05/15
追加17/05/16

第28回モデラーズクラブ合同作品展

Tora! Tora! Tora! 赤城オープンセットの模型とホワイトヘッド機の模型

新 ショーの感想を追加

A4502-1 静岡市駿河区曲金3丁目 於:ツインメッセ静岡 第56回静岡ホビーショー
      SHIZUOKA HOBY SHOW 2017, Twin Messe Shizuoka,  Surugaku, Shizuoka City  
                 
映画Tora! Tora! Tora! 赤城オープンセットの模型   

 模型マニアの祭典ですが、ヒコーキ雲関連を少々。
 トラトラトラ赤城撮影セットは、凄腕ベテランクラブ・メルクールの会メンバー作でした。1/144ですが雰囲気のある艦橋付近やT-6改造の97艦攻とゼロ戦も見どころでした。甲板には何故か2羽のペンギンが紛れ込んでいるとか。作品の着想も遊び心も素晴らしいものでした。
 見ているところに製作者の方が来られ、暫し談笑しました。ヒコーキ雲に大変感謝されてましたので、逆に編集者冥利の作品ですよ、と申しておきました。

撮影2017/05/14 高田和彦



製作者 Mighty Oさんの自宅で撮影





人類初動力飛行説のホワイトヘッド機模型

 大阪レディーバード橋本会長の1/48手作り作品。余りのタイミング良さ(下記)にびっくりしました。
おかげでリリエンタール、ライト、ホワイトヘッドについての、あれこれエピソードなどを伺うことができて暫し盛り上がました。参加者はいずれ劣らぬもの作り愛好家なので、声をかけると親しく楽しいひとときを過ごすことができました。

撮影2017/05/14 高田和彦

2017/05/12日替わりメモ 

○ 人類初飛行定説を覆すか! NHKテレビを見ての感想  Tさんから

       ライバル対決 人類初飛行の光と影 ライト兄弟とホワイトヘッド

 今以上の客観的な事実は出難いとは思いますが、状況証拠では疑いようがないように思います。
モジャイスキーやクレマンアデールのジャンプ飛行とは根本的に違い、ジェーンが客観的に認めたのは、所詮は他人事故冷静に見ることができたのでしょう。スミソニアンが何時どのように認めるかが興味津々です、ただし何らかの権威が動けば、でしょうが。

 ライト兄弟のその後は航空界への貢献は兎も角、阻害の方が目立つようですね。自身の名声死守と特許裁判に明け暮れは聞いてましたが、改めて寂しく感じました。最近日本でも見られる企業が重視している、目先の見せかけ業績重視の「アメリカ」的な感じも受けました。スミソニアンと交わした契約書の「・・・以外は認めない」はその周到さに、流石は契約の国と感心もしました。

 現代に通じる飛行機の元祖と、鳥から進化したリリエンタールの動力飛行の感を受けました。そしてリリエンタールの翼に比べてライトフライヤーの翼は何と素晴らしい、とも改めて感じた次第です。

佐伯から : Tさんの「状況証拠では疑いようがないように思う」に同感です。ただ、証言その他を得るカメラワークが事前に100%準備されていて、1901年初飛行という台本どおりの筋立てのようなのが、ちょっと気に入りません。
 人類初飛行が1903年でなく1901年だとしたら、世界中の航空史書と教科書がひっくり返ってしまう大事件になりますが、さて?

 

新 ショーの感想   感想

視察しているハセガワの社長 撮影2017/05/13 Mighty O

 お陰様で赤城ジオラマも大変好評でした。意外にも撮影にテキサン改造機が使われた事をご存知の方が多く、発表した自分が逆にビックリしたくらいです。
 インターネット航空雑誌ヒコーキ雲もしっかりと紹介しておきました。「ヒコーキ雲を見てきた」来たという方も居られました。

 プラモデルの方で展示された模型で特に目を引くもの2点を紹介しておきます。(自分は飛行機模型は素人なので、所属クラブの先輩アドバイスで撮影しました)
 
ブラジル軍のスカイホークは特に塗装が秀逸で、彼曰く『飛ぶ事を本当に連想させる模型』だそうです。



 なお、 
本当に凄い飛行機模型展示を見たければ、秋に都内で開催される『大激作展』が一番とのことです。http://hobbycom.jp/workshop/news/690.html


全国ソリッドモデル連合会などのブース 撮影2017/05/13 高田和彦

 今年の静岡ホビーショーはメーカーの元気が今一で、特に飛行機はクラブ展示も含めて低調でした。
軍艦、戦車、フィギアや宇宙物が幅を利かせていたように思います。
 ソリッドモデルは、今や世間では未知の分野になり、「材料は何?」とか、「どういうキットで?」と言う質問が多く、たまに年配の人が懐かしがったり、と言うのが現実です。年齢も還暦前の人は数えるほどの貴重な存在で、年を追うに従い製作ピッチが落ちるのも致し方ないと思いますし、それでも尚作り続ければ上出来と言ったところではないかと思います。

 一昔前の勢力図は西高(彩雲会)東低でしたが、今は東高(TSMC)西低になっております。この9月には犬山で日本ソリッドモデルクラブ全国合同例会が開催されますが、各自どれだけの成果を展示できるか、と言うところです。