ソフトクリームの立体看板を補完するがごとくホワイトクリーム色に塗られた軽飛行機。粘土で形態をテストしたモデルみたいです。本州の西のかたに住む者とっては、伊豆の山々は驚きの連続です。
まず、韮山といえば、昭和25年に春のセンバツで優勝し、10年前にも夏の甲子園へ出てきた韮山高校。懐かしい韮山を地図で探せば、韮山町が消えて、伊豆の国市とやらのケッタイナ名前になっておりまする。韮山高校が学祖と仰ぐ江川太郎左衛門坦庵が設計築造に取り掛かった韮山反射炉は、完全な形の反射炉とし残っているものでは世界唯一であると
知りました。国指定史跡。故に観光遺産となり、そばには大砲鋳造ならぬ地ビール製造(反射炉ビアだと!)のレストラン兼土産物店があること。如何なる関係なのか軽飛行機が置いてあること‥‥。
源頼朝や北条一族が苦笑していることでしょう。
軽飛行機の形状は尾輪式、後退角のない垂直尾翼、主翼支柱の付根から出ている板バネ主脚等の特徴からセスナ180に違いありません。
私の調査では日本には5機いて、そのうち1機JA3109は山梨の日本航空学園で確認されているので、残るJA3059昭和航空 JA3075東亜航空 JA3087大洋航空 JA3140関西航空のどれかでしょうか。