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A4604 愛知県名古屋市中区 名古屋市科学館
     
Nagoya City Science Museum, Naka-ku, Nagoya City,  Aichi Prefecture    
           

× ノースアメリカンF-86D-31 84-8111

84-8111の経歴

1958/08/06 c/n173-174 US51-6030  航空自衛隊へ引き渡し
1968/10/01 第3航空団第102飛行隊で用途廃止
1969/05  名古屋市科学館へ展示 第2航空団第103飛行隊マークで04-8176と記入
2007/09 撤去 自衛隊に返還

 名古屋市科学館前に、路面電車といっしょに展示してあります。04-8176とありますが、84-8111であり、以前は小牧基地に展示してありました。現在、小牧基地にあるF-86Dは94-8125の機体に84-1111とペイントしております。

 なお、この機体の現状について問い合わせたところ名古屋市科学館学芸課山田吉孝さんから次のとおりお答えがありました。 (2002/9/29記 佐伯邦昭)
 機体は現在も展示中で今後変更の予定はありません。また、数年おきに塗装のメンテナンスを行っています。
 なお、F86DのエンジンJ47は当館の理工館1階(室内)で展示しています。ただし、特別展開催及び準備時は理工館1階を閉鎖しますので、その時期はエンジンを見て頂くことができませんので、ご了承願います。

キャノピー下に「F-86D-31NA 84-8111」とあります。航空ジャーナル1980/12 p133

撮影2001/4  ogurenko

 

日替わりメモ225番 2007/09/15から転記

名古屋市科学館 のF-86D 撤去の予定   名古屋市科学館学芸課 山田吉孝さんからメール

  残念なお知らせをしなければいけません。

 名古屋市科学館は開館から45年が経ち、建物の耐震性の問題などから新館の建築を行うこととなりました。現在の建物で開館をしながら、新しい建物を建設し、完成した後に現在の建物を取り壊すという計画で進めています。

 現在、屋外に展示しているF86Dの位置に新館を建設するため、今月末(来月上旬の可能性もあり)に 、ノースアメリカンF-86Dを自衛隊に返却することとなりました。

 航空機の展示がなくなることは大変残念ですが、これまでヒコーキ雲で取り上げて頂いたことに感謝いたします。

佐伯から : 名古屋市の86Dも姿を消しますか。大都会のどまんなかの屋外で雄姿を見せている稀な例として注目していましたが残念です。新館建設の暁には、再び飛行機を展示し、愛知の航空技術ここにありの心意気を示されるものと信じています。ご連絡ありがとうございました。

 

× ノースアメリカンT-6G 52-0036 撮影日不詳  名古屋市科学館

52-0036の経歴

1955/02/04 c/n182-562 US51-14875  航空自衛隊へ供与
1965/05/01 第15飛行教育団で用途廃止
1969/06 名古屋市科学館へ展示
1987/12 撤去 自衛隊に返還

 下のクローズアップのとおりアンテナ柱とADFがないだけで、第15飛行教育団(静浜基地1964/03解団)を退役したそのままの姿をみせていたようです。


T-6には珍しいプロペラスピナー パイロット名(教官か?)記載も珍しい

   コックピット内のベルトなど装備もそのままついていた

NO PUSH オスナの文字だらけの尾翼

 

アンテナ柱とADFの跡が黒くカバーされている
1984年の状況 

撮影1984/06/03 コノミ これはひどい塗装です(佐伯邦昭)

◎ ターボシャフトエンジンとボーイング747のタイヤ 撮影2008/07/16  ogurenko

本日、名古屋出張のついでに名古屋市科学館へ行って来ました。屋外のF−86Dは、当然ながら撤去されていました。やっぱり、小牧へ返還したそうです。(機関車、路面電車は保管されていた)

館内に、ヘリのエンジンとジャンボのタイヤが展示されていました。



中日新聞社の「まなづる」と「あさづる」は各種機体がありますが、展示エンジンは川崎ヒューズ500の「まなづるJA9099」と「あさづるJA9053」搭載のアリソン250-C18Aと思われます。
(佐伯)