第101航空隊 館山航空基地 撮影1982/10
このS-61Aは、機体の色が黒かったために、通称:カラスと呼ばれていました。 コールサインはペンギンです。これを写した1982年10月頃には既に搭載を解かれて、館山基地の101空所属となっております。 機体後部に所属を示す101が書かれています。翌11月には「ふじ」に代わって「しらせ」が8182、8183号機と共に南極に向けて処女航海に向かいました。
8181の搭載解除後は館山基地で離島からの急患輸送や体験搭乗などに活躍した後、母艦である名古屋港「ふじ」の元へに帰って行ったのでした。
館山基地で展示用に整備では、見栄えを良くする為に、部品どりで欠落していた操縦席のコントロールボックスや計器のパネルなどの写真をプリントしたものを透明アクリルパネルに貼り付けて所定の位置に固定する作業を行なったことなどが思い出です。