京都府目次 伝説の時代から現代まで 航空史抜き書き  ヒコーキ雲 零式艦上戦闘機総目次     TOP
 

航空歴史館 京都嵐山美術館の航空機展示

目  次

  三菱零式艦上戦闘機63型
  中島 四式戦疾風
  川崎三式戦飛燕1型改 ハー40発動機、プロペラ、主脚
   (付) 千葉県松戸市中村氏宅における復元
 ハー109(二式)発動機とプロペラ 百式重爆呑龍搭載 
 誉12型エンジンとプロペラ 陸上爆撃機銀河搭載
 陸軍飛行帽
 


 

       

三菱零式艦上戦闘機63型    零戦

琵琶湖から引き揚げられて修理 撮影 にがうり       121

 
 
撮影は1978(昭和53)年1月、とても寒い日でした。



A6M232さんによる機体番号判読

 後部胴体側面の機体番号82729號のうち29が読めますね、この部分は数字を読む為に擦られて82729號が数日間だけ露出し1週間後には剥離して消えてしまうのです・・・・
 この時に下部部分も慎重に汚れを取り機種判別を行っておけば未だ続く62・63論争はなかったのでしょうね・・・しかし62型であっても63型とステンシルされていた可能性も在ると考えていますが・・・・・

 

嵐山美術館で修復作業中  撮影1978/05/29



展示中の写真 古い撮影から順に

撮影1979/05/19 にがうり



 撮影1979  西山太成


撮影1980/05  KUPANBA


撮影1983/02  イガテック


撮影1983/10/30 かつお



撮影1985/07/30 吉田家



この時に買ったキーホルダー

 キーホルダーの真中の鉄板が零戦の翼材らしいです。縦横1.2cmの大きさで、濃緑色が剥げながらも付いています。
 売店のおやじが、「これはここしか無いで零戦の本物やで」と言っていた言葉を信じて当時中学生だった自分は買いました。たしか、白浜に移転して後も、日章旗をバックに敬礼する兵隊さんの周りに零戦や海龍、95式軽戦車がちりばめられている凄まじいデザイン(だったと記憶します)のいろんな商品と共に販売されていたような気がします。



撮影1987/12/06 佐伯邦昭




撮影1989/09 ELINT人


 

嵐山美術館は1991年に閉館し、機体は零パークを経て大和ミュージアムへ引き取られた

誰もが記念写真を撮りたくなるゼロセン

TOP

 

中島 四式戦疾風       疾風

経歴

 

1 米軍が接収し本国でテスト後 エド マロニー氏に払下 プレーンズ オブ フェイムに展示


2 プレーンズ オブ フェイムで修復しFAAの耐空証明を得る


3 1973年10月 里帰り 入間基地における国際航空ショーで公開 A3301参照


4 富士重工業宇都宮製作所に保管

5 京都嵐山美術館が引き取って展示 

6 白浜零パークへ移転展示

7 知覧特攻平和祈念館へ移転展示

 

京都嵐山美術館の展示写真 古い撮影から順に

 撮影1979 西山太成



撮影1980/05 KUPANBA



撮影1983/02 イガテック

          


撮影1983/10/30 かつお

          


撮影1985/07/30 吉田家


撮影1987/12/06 佐伯邦昭






撮影1983/09頃  ELINT人

 

TOP

 

 

川崎三式戦飛燕1型改 ハー40発動機、プロペラ、主脚 飛燕

撮影1987/12/06 佐伯邦昭




        

撮影1983/02  イガテック




       


 
 土佐清水沖で引き揚げられたこと示す

 

京都嵐山美術館払下の飛燕部品復元 千葉県松戸市 中村氏宅の収集品 

 飛燕の主脚と桁を手に入れました。嵐山の物です。 主脚は分解腐食処置を頑張っています。 桁は、腐食進行を多大に進める粉状になった桁を取り除くために、桁の上層外板を分解し粉状の桁を取り除き油でコーティングしました。

撮影2005/05/17



2005/06/17記
 飛燕の脚で余談ですが・・・
 腐食防止処置の為、各ボルトを使用可能状態で苦労して抜いていていた時の話しです。
 フォークを止めているナットを緩めた時液体と共に空気が噴出しました・・・・
当時の圧搾空気が残っているとは全く思いませんでしたので、沈んでいる時に浸透した海水だと思いました。
 しかし余りにも噴出時間と圧力が多いので疑問に思い液体をタガネの先端に付け錆びるかどうか確認しました。
 数時間放置しても錆びません、海水ならば必ず錆びます・・・・。液体は水と思われるぐらい粘性が在りませんので脚に入れるオイルが劣化したのかもしれません。
 状況を判断すると当時の圧搾空気とオイルが残っていたと考えるしか在りません。驚きです・・・・

 当時も現在も空気は少しずつ漏れると聞きます、しかし海中に没して漏れる部分が腐食等で密閉されたのでしょうか?


 変な話しですが空気が噴出している時間は飛燕の主脚が「まだ俺は死んでいないぞ!」と叫んでいる様な気がしました・・・

  

    

TOP

 

ハー109(二式)発動機とプロペラ 百式重爆撃機呑龍搭載  ハ109

 

星型空冷14気筒 1500馬力  ラチェ電気式定速フルフェザリング プロペラ

撮影1983/10/30 かつお


TOP

 

誉12型エンジンとプロペラ 陸上爆撃機銀河搭載   

星型空冷18気筒  定速フルフェザリング プロペラ   

TOP

 

陸軍飛行帽  

TOP