・ NHK大阪発の朝ドラ ”カーネーション” ”ごちそうさん” ”あさが来た” みんな素晴らしく面白いですなあ‥‥
と、彩雲会の例会にはまるで関係の無い書き出しになったのは、広島男が久しぶりに大阪弁が飛び交う会合の中に飛び込んで、しかもこの日、府知事と市長選挙で、地方自治の姿を大阪から変えていこうという橋本一派が圧勝したことなども手伝っております。
以下、模型に詳しくない佐伯独自の見方による彩雲会11月例会の抜粋です。 写真は、会長さんの許可を得て同会ホームページから転載したものと佐伯撮影のものとの混合です。
@ 山内秀樹さんが佐伯を紹介
そもそも、大阪行きの発端は、山内秀樹さんから或る事情で新幹線切符のご恵送があったからです。感謝です。会場へ飛び込んだら、皆さんの談義を中断して紹介してくれましたが、かなりオーバーなところがありまして、恐縮のあまり
大汗が吹き出ましたよ。まあ、これからも宜しくお願い申し上げます。
2 村上さんのスピットファイヤー7型
60年前の作品だそうです。小刀と彫刻刀しかなかった頃の素晴らしいフォルムに感嘆しました。お孫さんのブロック玩具を取り付けて持参。
B 丸山さんのFunny Egg Plane
達人の”無我の境地”入りと見ます。50分の1というのがすごいです。
Back To The Victory "Drunk Tigers" B-2 Bommer "Red Chiken" Jiraqsix Pank BC25000 "Treaky"
C 葛城 衛さんのロッキードF-104J (11月24日の日替わりメモから転記)
一番驚いたのは、ロッキードF-104Jの20分の1模型でした。本体を木で作り表面にアルミの板を張って、現在は、リベット痕をこつこつと打っている段階だと。
胴体上下の赤い航法灯が明滅しており、胴体が空洞にしてあって中に電池などが仕組んであります。
会が終わって箱に格納する様子を見て、その丁寧な造りにまたうなりました。
思わず、彼の職業を聞いてしまいました。精密機械の専門家ではないかと感じたからです。当たっていました。今は常識となっているカメラのオートフオーカスを苦心惨憺世界で始めて開発した人、それが葛城 衛さんでした。このマルヨンを図面を引くことから始めてここまでに至る所以(ゆえん)が、産経新聞の次の連載を読めば納得できます。 零戦生みの親・堀越二郎の魂継いだ最後の弟子(上) 零戦生みの親・堀越二郎の魂継いだ最後の弟子(下) 操縦席内の造作や塗装など、完成にはまだ1年くらい掛かるそうですが、ソリッドモデル界のひとつの金字塔になる予感があります。
実機のリベットの大きさと間隔とを正確に縮尺して打っていきます。その調整と型紙づくりにすごい時間が掛かるし、腱鞘炎になりかけたこともあるそうです。
D 西条さんの水偵瑞雲
余っている朴の板を貼り合わせて削ったもの。両座席内の精密な造りの撮影に失敗したのが残念。
E 田中さんのフーガ マジステール
実にシャープです。見えざる箇所のコダワリもプラモデル以上と見ました。
資料があんのかなあ!
F 村山周一さんの工作談義
葉書などの版画画材の木を貼り合せて素材とする方法、集成材(写真右の立方体)みたいなものです。木片の貼り合わせは木工ボンドを塗
り、更に対角線の2点ほどに瞬間接着剤を落としてくっつけると、すぐに固まって相当の時間稼ぎがで
きるという実用新案の発表でした。また、断面が
実にきれいに仕上がっているのは、ピラニアという鋸で切ったもので
、研いだように平滑になっているのが驚きです。
G 初期モデラーさんのスピットファイヤー
ベテランに何度も教えてもらって手直しを重ねてきた作品。失礼ながら、この程度なら私にも作れるかなと思わせてくれました。テレビでスピットファイヤーが出てくる映画を見ていた奥様に「あなた、迷彩が違うわよ」と言われたそうで、一同爆笑。
H 山内シンクタンクの講義
P2V-7 → P2V-7U → RB-69Aとして7機が台湾空軍へ。実際はCIAによる電子偵察や宣伝ビラ撒きに従事した。
全員写真
I 完結編 乾杯 これなくんば
訪阪の首尾 為らず
向かって右手前の佐藤雅三さんは、今年の観艦式やオーバーホール後のUS-1Aの近接大判写真を私に見せたくてもチャンスがなく、遂に新大阪駅のコンコースで、のぞみの発車時刻を気にしながらアルバムを繰り広げてくれたのでした。
皆さん、ありがとうございました。
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