4年の間隔を置いて写された51801の写真を見て、ちょっと?と思いませんか? 退役した時点での沖縄3色塗装を消して、見事な陸自バートルの標準迷彩に代えられています。展示機にここまで金をかけますかね。KV-107U-4のエンジン強化型KV-107UA-4の1号機を置いていることを誇示したいために、置き換えた標準迷彩の機体のナンバーを51801にしたのではないかと。コンクリート台座も更新しています。(佐伯)
沖縄塗装の#801を迷彩塗装にしたものと思います。その推定根拠は次
のとおりです。
@ 同時期に、両脇の、OH-6J、UH-1Bも同じような色調で迷彩塗装を行なっているように見えます。この#801もその時に行なったものと思われます。
➁ 迷彩機#801の文字の色ですが、機首の「01」、機首下部51801」、中部胴体下部の「陸上自衛隊」は白となっています。中部胴体上部の「JG−1801」は黒となっています。これは、沖縄塗装時の文字の色そのものです。迷彩塗装機は文字類は全て黒で、しかもサイズも小さくなっており、他機の迷彩塗装機と入れ替えたとすれば、それを、わざわざサイズをもどして白文字に書き換えたというのも考えにくいです。
B 大型スポンソン装備機は、後付け機も含め、他に#802、803、804、813、814、815、817、818ですが、事故機の#813以外は全て別の場所での保存機となっています。それらを、わざわざ移動して置き換えたというのも考えにくいです。
佐伯から : 台座をやり替え、ち密な迷彩塗装に塗り替えた意図
、現役でもないのにそこまでお金を掛けるのは何のため、岡山の山間部に沖縄はふさわしくないと考えたのかなどなど、疑問が消えません。10月25日の記念行事駐屯地開放に行かれる方は、そのあたりを尋ねるとともに銘板を確認してきてくださいな。