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航空歴史館 グライダーの部屋 G-20

 

戦後初の グライダー山上発航

 

    


 1952年7月27日(日曜日)、広島グライダークラブによる瀬戸内海国立公園野呂山(のろさん)滑空場開きが行われ 、式典の後、小田勇さんによる巴式ろ之参型セコンダリーJA-0005 中国醸造号が、高さ850メートルの地点から発航し、約15分後に東南方の海岸に着陸しました。

 これが戦後初の山上発航となり、小田勇さん翌1952年3月に大阪生駒山から山上発航して28時間8分の滞空日本新記録を樹立しました。

広島県呉市(当時豊田郡川尻町)の野呂山  撮影1952/7/27 提供宮野アルバム



 飛翔、左端に着陸した豊田郡安浦町の海岸付近、遠景に大崎島など芸予諸島が見えます



 勝盛副会長(広大教授)、小田勇幹事長ら広島グライダークラブの面々と思われます。向かって機首の左が小田さん、左端がこの写真の提供者宮野修さんです。


 これが戦後初の山上発航となり、小田勇さんは、翌1953年3月に大阪生駒山から山上発航して28時間8分の滞空日本新記録を樹立しました。