○ ふるさと創生一億円事業の末路
紅葉の広島県中央部をドライブしました。問題の富士ベルUH-1Bがあるせらにし青少年旅行村は、竹下内閣で梶山自治大臣が推進したふるさと創生事業の1億円を原資にして町がつくったもので、広大な敷地にバンガローや温泉プールやナイタ―運動場など宿泊・体育・遊戯施設が揃っていました。盛期には貸切バスが連なるほど賑わったそうですが、温泉が枯渇しはじめてから衰退の道をたどり、今は、シルバー人材センターに管理委託して細々と営業し、昨日も日曜日というのに、閑古鳥が鳴いていました。
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UH-1Bは、ふるさと創生事業(1988〜89)と同じ時期に用途廃止なので、開園と同時に貸与されたものと思われますが、旅行村施設にはふさわしくない物体といわざるを得ません。
場所も子どもジャングルジムに隠れるように置いてあり、展示目的そのものがわかりません。旧世羅西町から合併で引き継いだ世羅町は、施設そのものをもてあましているらしいし、ヘリコプターを引き取ってもらいたいと希望するのも無理からぬ話と思いました。 |
以上、ふるさと創生一億円事業の末路の例ですが、ヘリコプターそのものは早く撤去解体してやるのが、機体に対する情というものでしょう。
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高校男子駅伝に出場の世羅高校は世羅台地の恵まれた環境に育ちました。都大路でどんな走りを見せるかも楽しみですが、その世羅台地に向けて広島空港から、このような巨大なアーチ橋が掛
ったのでちょっと寄り道して撮影してきました。広島県中央フライトロードの一部で、来年度から通行できます。世羅台地には、果樹園や各種車のサーキットなどがたくさんありますので、空港からレンタカーでちょっと‥ |
という具合に経済効果を生んでくれればいいのですがねえ‥。事業仕訳人の槍玉にあがらないように‥。