◎ 萩アクティビティパークの富士KM-2 6290
1982/12/09 |
c/nTM-62 海上自衛隊へ引渡 6290 |
1997/04/25 |
用途廃止 |
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山口県旭村 旭アクティビティパークへ展示 |
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合併により名称変更 萩アクティビティパーク |
新 2019年 後部の窓が破られる
撮影2019/11/11 忍者
割られた窓から内部を見る
〇 広域合併の弊害 KM-2が訴えている
萩アクティビティパークは、旧阿武郡旭村が開設しました。小月からKM-2を貸与してもらって、きちっとした説明板や観覧ステップとともによく管理されていたと思います。
2005年、広域合併により萩市に編入されてからは、アクティビティパークそのものは萩往還に接するレジャー施設として栄えますが、KM-2は管理の手が行き届かない状態になっているらしいことが、
写真のとおりです。
今月の写真では、後部のウインドウが割られて大きな穴が開いています。災害なのか、人為的なものなのか分かりませんが、せめて、穴をふさぐくらいの手当てはしてほしいです
。
基本的には、指定管理者が責任をもって機体やステップの補修や再塗装
をやるべきですが、儲けの範囲外という程度の認識なのでしょう。また、萩市もそこまでは気が付かないし、或いは見て見ぬふりをしているのかもしれません。
旭村当時のきめ細かな施策が、萩市には通用しないという広域合併の弊害の典型というか見本をKM-2が訴えかけてきているような気がします。
2017年 著変なし
撮影2017/05/27 古谷眞之助
2011年
撮影2011/07/22 MAVERIC
2007年
保管状態は良くありません。タイヤはすべてパンク状態、キャノピーの一部にはヒビが入っており、左翼上面には、恐らく石をぶつけたらしく穴が3カ所くらい開いています。心ない人のいたずらでしょうか。悲しいです。
撮影2007/05/19 古谷眞之助
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日替わりメモ2007/05/25
独特の説明板
90号というナンバーも面白いですが、通常の諸元(全幅、全長、全高、航続距離など)の代わりに、展示機体の総飛行時間、延べ飛行距離が示され、延べ飛行人員約1万人という旅客機みたいな履歴が愉快です。
この表示を考えた人が、海上自衛隊員なのか公園職員なのか一度会ってみたいですね。 |
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