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航空歴史館
 

高知海軍航空隊の碑  掩体壕

 

A7407 高知県 Kouchi Prefecture 南国市前浜 高知海軍航空隊跡
    
 高知海軍航空隊の碑  撮影2002/8/23  ツインキー
 
碑文要約

 昭和19年3月、偵察練習航空隊として高知海軍航空隊を開設。二千有余の隊員が猛訓練に励み、実戦部隊へ配属された。敵機来襲、対空戦闘あるいは訓練事故で涙をのんだ隊員も多い。
 戦局は好転せず、20年3月遂に最後の手段として神風特別攻撃隊菊水部隊白菊隊が編成され、機上作業練習機白菊がこの滑走路から飛び立ち南九州鹿屋特攻基地に向った。20年5月から6月の沖縄作戦において26機52名の隊員が敵艦に突入した。終戦とともにた高知海軍航空隊はわずか1年6ヶ月で閉鎖された。ここに平和を祈り鎮魂の碑を建立する。

 昭和62年5月24日 高知海軍航空隊元隊員有志一同

 

◎ 掩体壕   2001撮影  かつお

 南国市役所の資料では平成10年現在7基となっていますが、2002/6/7に現地で調べたところ5基でした。2基を撤去した際の発破などが問題になり中止されましたが、今では逆に地元に保存の機運も起きているようです。