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航空歴史館技術ノート

  

航空自衛隊 機上集塵機について

撮影 酒井収 / 編集 イガテック

 2022/11/09 

 航空自衛隊にて使用されている機上集塵機の紹介です。
 この集塵機が活躍するのは 原子爆弾の実験や原発事故など気中に放射能が拡散した可能性があった場合など あまり起きてほしくないことが起きた場合にも使用されますね。
 内部写真等がありましたので 掲載します。

 2型 機上集塵機 

 

 百里基地で公開された機上集塵機です。
 サイズなどが掲示されていましたので写真でそのまま紹介します。

撮影2009/09/09 百里基地  酒井収


撮影2009/09/09  酒井収  T-4機体への搭載状態


撮影2010/07/25  酒井収  側面写真


撮影2010/07/25  酒井収  側面拡大写真 カウンタは流量積算計


撮影2010/07/25  酒井収  フィルタ収納部は5個のフックで固定されるようになっています。


撮影2010/07/25  酒井収   吸入口に電動空気弁があります。


撮影2010/07/25  酒井収  集塵フィルター 下側が吸入側です。



撮影2010/07/25  酒井収   集塵機尾部 空気の通り抜け穴が開いています。


 内部構造は下記のとおりです。 (防衛省資料より)


 航空自衛隊公式ホームページに 『高空における放射能塵の調査研究 - 防衛省・自衛隊』 というものが紹介されています。 リンク
 現在は大気中に含まれている放射性希ガス キセノンの捕集も行っていると書かれています。