J-CAZOは、大きな川の河川敷に不時着したようです。これまた初公開写真です。
クローズアップ
胴体と尾翼は鋼管羽布張りですが、垂直尾翼は金属製のようです。羽布のよじれが、逆に強靭さを示しているようです。
水平尾翼上面にもJが書いてあります。
エンジン(ジュピター又は寿型空冷9気筒)は飛びはずれてしまい、プロペラブレードが折れて地面に突き刺さっています。
主翼は、板を箱型に組んだ2本桁、外皮は合板です。翼端の壊れ方からすると中央部が折れていてもよさそうですが、操縦席の窓枠がめり込んだ程度に収まっています。初期の片持翼で、胴体との接合部が相当頑丈に作られているようです。
それにしても、取り囲んだ野次馬の姿がとても面白いですね。
左のグループは、ゴム合羽を羽織った搭乗員らしき人物を尋問し、右のグループもカンカン帽の人から話しを聞いているみたいです。スコットランドヤード風のハードハットが珍しいですが、昭和一桁の頃でしょうか。
この写真についても、時期や場所等に関する情報を求めます
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