× グランピング関連施設に転用するために2018年3月31日をもって閉館
新 閉館に関連して千葉市当局との問答
2019/04/28 ヒコーキ雲からの質問
旧稲毛民間航空記念館の史資料について
稲毛民間航空記念館の閉館公告に「施設改修後も鳳号の復元機はそのまま保存活用し、その他の展示物も可能な限り活用する予定です」と公式に表明しておられます。ついては、鳳号のみならず我が国航空文化の重要な資料すべての現状と将来計画についてお知らせください。閉館前の全貌は、インターネット航空雑誌ヒコーキ雲に掲載しており、世界中の航空関係者が閲覧していますので、お答えは、そのページに掲載したします。
2019/05/09 千葉市からの回答
佐伯邦昭様
お世話になっております。千葉市役所緑政課の
〇〇と申します。
美浜公園緑地事務所にお問い合わせをいただいておりました「稲毛民間航空記念館の資料の現状と将来計画について」稲毛海浜公園リニューアル事業の所管課である緑政課からご回答いたします。
稲毛民間航空記念館は、稲毛海浜公園施設リニューアル整備・運営事業において、民間事業者がグランピング施設の受付場所および休憩スペースとして活用する予定ですが、展示物につきましては、今後も民間航空発祥の地としての歴史を後世に伝えていくため、鳳号の復元機はそのまま保存活用し、その他の展示物も可能な限り活用いたします。また、当該施設での保存活用が困難な場合は、他施設での保存活用を検討するなど、貴重な展示物の保存に努めてまいります。
資料すべての具体的な将来計画につきましては、事業者がグランピング施設の計画を再検討しているところであり、現段階でお示しすることができません。資料の現状につきましては、閉館前のまま民間航空記念館内に保管しております。今後も、千葉市政にご理解とご協力をお願いいたします。
千葉市都市局公園緑地部緑政課 〒260-8722 千葉市中央区千葉港2番1号
千葉中央コミュニティセンター9階 TEL 043-245-5772(内線6411)
FAX 043-245-5885(内線7422)
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2019/05/10 お答えを読んでの感想 佐伯邦昭
早速のお答えありがとうございます。ただし、閉館後1年以上たっても、未だ具体的な再利用計画が立てられず、貴重な航空遺産が公開されることなく眠っていることを残念に思います。
稲毛や幕張は、古くは航空発祥の鳥人たちの活躍の場であり、今では、航空宇宙展の開催や世界規模のレッドブルエアレースなど航空界にとっての聖地みたいな地域であります。
そして、千葉県東部には成田の航空科学博物館という大きな施設がありますので、西側の東京湾地域には、小型機を中心とする航空博物館を建設して、地域の歴史を伝えることにしては如何でしょうか。市長さん、知事さんに考えていただきたいものです。
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