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茂原市 萩原交通公園
いしぶみ 茂原飛行場の掩体壕

 

A3517-01 千葉県茂原市 萩原交通公園
                Hagiwara Traffic Park, Mobara City, Chiba Prefecture 

                       

× 萩原交通公園にあったシコルスキーH-19  大石治生

 約20年前に千葉県茂原市の旧海軍茂原飛行場跡を訪れた際に、新茂原駅なる新しく出来た駅の近くで、陸上自衛隊の退役機、シコルスキーH-19ヘリコプターが展示されているのを見ました。東京オリンピックで支援活動に活躍したと解説されて いました。
 国土交通省のウェッブマッピング1983年2月撮影の空中写真でその存在が確認できます。訪れた際に写真を撮らなかったのが悔やまれます。 

 

2004年の状況 撮影2004/08/06  ナカハラ

 大石さんが見た場所は、新茂原駅前より車で数分で萩原交通公園として整備されています。管理事務所でH-19について尋ねたところ2001年に自衛隊の人が来て撤去したということでした。私は、陸上自衛隊のH-19を見たことがないので残念です。

萩原交通公園」案内図
案内図内のヘリコプターのイラストをアップ
H-19があった場所
 

 撮影のBeechCraftA36さんが、千葉県市原市の薬剤散布の撮影をしに来ていた際の開園から25年経過した1998年の撮影ですが、既にスクラップ状態だったそうです。

 撮影 1998/07 BeechCraftA36

陸上自衛隊H-19リンク




A3517-02 千葉県茂原市小轡(ホンコグツワ)  海軍茂原飛行場の掩体壕
                Imperial Japanese Navy Mobara Air Base,  Mobara City, Chiba Prefecture 

                       
◎ 茂原市本小轡(ホンコグツワ)1108-1 海軍茂原飛行場の掩体壕 坂井正一郎

 旧日本海軍茂原飛行場の掩体壕は20数基作られたうち、約10基が現存しています。そのうち1基は市の管理下にあります。茂原市本小轡(ホンコグツワ)1108-1)茂原市教育委員会発行の茂原海軍航空隊報告書(第252空)が市図書館にて閲覧できます。多くの掩体壕は、よほど気をつけないと見つけられません。また、旧飛行場本体は、現在、三井化学の工場になっています。

 戦争終結時、ここから米軍に引き渡された機体は、
  零式艦上戦闘機52型・73機
  零式艦上戦闘機21型・3機
  艦上爆撃機彗星43型・1機
  零式練習機・2機
  白菊機上作業練習機・2機
  93式練習機・4機 
  計85機
となっていて随分強力な部隊だったことが伺えます。

撮影2010/08/01 坂井正一郎

市管理の掩体壕
その近いところにある掩体壕