2007年の正月休みに「男爵の愛した翼たち・上」を読み、黎明期の民間飛行家達に思いを馳せながら撮影してきました。習志野市袖ヶ浦5-16に位置する袖ヶ浦第二児童遊園は、住宅街の木立に囲まれており、往時の干潟飛行場の様子を想像するのはむつかしいです。
撮影2007/01/04 小規模板工房
当時の光景を求めて、1月7日の習志野空挺団降下始めの帰りに、滑走路跡からは2キロ程離れた谷津干潟(習志野市谷津)に行ってみました。
あいにくとこの日は潮が退かず、水面が覆っていますが、通常は干潮になると完全に干上がり干潟が姿を現すとの事です。
脇に設けられた野鳥観察センターの資料の中には、戦前はここでもグライダーや軽飛行機の訓練が行われた事が記されており、山縣豊太郎など伊藤飛行機研究所の活動場所であったことは間違いないようです。