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ニュースフラッシュ161

掲載14/09/28



 

撮影2014/09/21(日) 田中昭則

 

  ヒコーキ雲の趣旨に違うかもしれませんが、なかなか興味ある展示会でしたので写真を送ります。公開の許可を得ています。

2014年9月20日付け中日新聞から 

    航空機模型作り60年、豊山で展示 名古屋の愛好クラブ

 木を削って手作りする航空機模型の愛好家グループ「名古屋3点クラブ」が創立六十周年を迎えた。節目となる展示会を二十、二十一日、豊山町の県営名古屋空港に隣接するエアポートウォーク名古屋で開く。入場無料。
   

 版画に使われるホオなどの木をナイフで削って胴体や翼を作り、塗装して完成させる。「ソリッドモデル」と呼ばれ、プラモデルが普及する前は一般的な模型の制作方法だった。

 名古屋3点クラブは1953(昭和28)年、航空雑誌に掲載された東京の愛好会の名古屋支部を立ち上げたのが始まりで、会員が増えた翌年に独立。制作には図面作りと成形、塗装の三工程があるため「3点」と名付けられた。現在、愛知、岐阜県の六十〜七十代を中心に27人が参加している。

 一機を制作するのに数カ月から一年ほどかかる。メンバーの高田和彦さん=岐阜県各務原市=は「木を削り、徐々に形が出来上がっていく時が楽しい」と醍醐味(だいごみ)を語る。窓の部分は透明の塩ビ板で、タイヤが付く脚は真ちゅう同士をはんだ付けして作る。中身が空洞のプラモデルより重厚感があり、同じ機種でも一つ一つ違う雰囲気が出るのが魅力だ。

 月に一度、県営名古屋空港近くで開く例会では完成機を持ち寄り、苦労したところを話し、ノウハウを共有している。二十代の会員もいるが高齢化が悩み。会員は随時募集している。

 展示会は米ボーイングの最新鋭旅客機787や零式艦上戦闘機(零戦)、航空自衛隊のF15戦闘機など十七人による六十六作品を紹介。中日新聞社が航空取材などに使った歴代の社有機八機の模型も展示される。

 高橋豊会長=名古屋市熱田区=は「すべてが手作り。全身全霊を込めた作品を味わってほしい」と話す。

マーチン2-0-2 N93043 日本航空 1/50


ダグラス DC-3 JA5072 全日空(中日本航空リース時) 1/50

    参考 ダグラス DC-3研究より
    

デハビランドDH-104 ダブ JA5023 中日本航空 わかはと 1/50

       参考 デハビランドDH-104 ダブの歴史より
       

ボーイング787 1/50


川西 K-6 水上輸送機 J-BAKL 1/50


ソリッドモデル制作中 三菱MU-300




市販のソリッドモデル 袋入り



解説 


会場風景や出展作品は、名古屋三点クラブのホームページに詳しく紹介してあります。
http://a011w.broada.jp/3ten/reikai2014-2.html