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航空歴史館技術ノート

  

航空自衛隊 機体展示 T-4 運搬展示事例

イガテック

 2024/12/21 

 航空自衛隊 熊谷基地にT-4 Blue Impulse の機体が搬入され展示準備が進んでいますが、熊谷基地は滑走路が無いため松島基地からの地上運搬となります。
 機体は幅が大きいので解体搬入となりますが、解体についての資料が防衛省から出ていましたので抜粋して掲載します。

 熊谷基地 T-4展示 リンク

分解概要
 輸送時は主翼、尾翼、ピトー管等が外されています。
 機体の大きさは分解前 全長 13m 全幅 9.9m 高さ 4.6m

輸送時の分解概要図


再組立て概要図


熊谷基地展示準備中の機体写真を見ると排気口が付いておらずエンジンが無いことが判りますが、不足部品について下記のように模造品を作成することが書かれています。


 前脚周りのステアリング部品、吸入口の蓋などもがふくまれていまね。
 後日 正式に展示された機体を見て 取り替えた部品が何か比べてみて頂ければと思います。

 掲載資料出典元: 公示契2第9号 令和6年8月9日
    T−4 46−5729号機地上展示のための役務に係る希望者募集要領