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航空歴史館技術ノート 掲載15/08/15
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T-33Aの装備品について

   @ チャフディスペンサー  
 A バゲージポッド(トラベラーポッド)
 B  レーダーリフレクターか
 C お腹のドーム
 D 乗降梯子(ladder)について
    はしご掛けの位置マーク

 

 

 
@ 
AN/ALE−2 チャフディスペンサー

南西航空混成団 第207飛行隊  (F-104J時代) 撮影1985/10 千歳基地 CTSsuga

第6航空団 第306飛行隊 (F-4EJ時代) 撮影1987/06/05 小松基地 KUPANBA


西部航空方面隊司令部支援飛行隊 撮影1993/11/28 築城基地  興野博史
チャフディスペンサーポッド取り付けの両パイロンを残したままの姿

西部航空方面隊司令部支援飛行隊  空将補座乗 撮影1993 築城基地 興野博史

 

 

A バゲージポッド(トラベラーポッド 通称弁当箱)   バゲージ

第5航空団第202飛行隊 (F-15J時代) 撮影1992/05/05  岩国航空基地 古谷眞之助

日替わりメモ 2015/08/15

○ T-33Aの(吊下)装備品 チャフディスペンサーとバゲージポッド

 T-33Aの(吊下)装備品のうちチャフディスペンサーについては本欄でも触れてきましたが、バゲージポッド(トラベラーポッド)は、多くの写真で見られるので時に意識していませんでした。そのカタチも横から見ていて、米海軍機が吊るしている砲弾型と同じかと思っていたのですが、古谷さんのショットにびっくりです。
 飛行浪人さんたちは弁当箱と呼んでいたそうです。うまい表現ですね。どういう訳か後ろがつぶれていますが、そんなところから昔懐かしいアルミの弁当箱を思い出します。

・ アルミの弁当箱の思い出

 ‥‥使っているうちにあちこちへこんだり、傷ついたり、腐食で黒ずんできたり、蓋が湯呑の代用に‥‥  
 そんな弁当箱ですが、敗戦前は1週間に一回は、おかず無し梅干し一つの日の丸弁当の日、そして、敗戦後は赤飯かと思いきや高粱飯(満州での話)だったり、米より麦の方が多かったり、石を噛んで痛い思いをしたり、でも、腹がへっていれば平気でしたね。クラスの皆がそうでしたから。
 今日は、敗戦の詔勅から70年、総理談話の冒頭に述べられているように、欧米列強の植民地化からアジア諸国を日本が救ってあげたにも拘わらず、大勢を見誤った軍部の失政で敗戦を迎えた日であります。敗戦後の塗炭の苦しみを弁当箱に関連して想起し ました。アジア諸国が、自国を欧米列強の植民地化から救ってくれた歴史を正しく認識するように祈りながら。

B  レーダーリフレクターか     

61-5201 実験航空隊 KE7400 GATポッド 撮影1974 入間基地 飛行浪人

              
 
空自のT−33引退記念写真集によると”KE7400 GAT”とありました。私が見たのは入間で1回だけ、実空でのみ運用試験?していたようで他部隊の機体では見かけませんでした。ECM関連ではないかと想像しますが、詳細は不明です。(飛行浪人)

レーダーリフレクターではないか

 参考  T-2の例 世界の傑作機 三菱T-2 P56  撮影1977/04 戸田保紀 (航空ファン転載許可済み) 

撮影1977/04 戸田保紀


前後を整形したものか

81-5376 総隊司令部飛行隊 撮影1980/03/28 入間 基地 山本晋介

            

 

 レドーム

C お腹のドーム

 ドームの用途についてお尋ねします。この機体は石川県航空プラザの展示機になっていますが、ドームの痕跡はないそうです。 

航空実験団 撮影1980/06/01 岐阜基地 チャーリーマイク


航空実験団 撮影1984/11/02  入間基地 山本晋介

レーダーリフレクターと共用

航空実験団 撮影1986/11/27 築城基地 チャーリーマイク

 

 カメラ搭載か? 撮影1988/08/01 岐阜基地 TR

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 C 乗降梯子(ladder)の右 掛けについて    梯子

 T-33Aの乗降は、左側に掛けてある梯子(ladder)を用いますが、梯子が右側にある写真或いは両側の写真があります。それらを集めてみました。

地上におかれた梯子 機体の右側にも梯子が見える  撮影1959 松島基地 戸田保紀


71-5287 左右両掛け 第8飛行隊 撮影1967/05/21 岩国航空基地  佐伯邦昭 

 1967年の岩国航空基地三軍記念日に展示されたもので、梯子を左右に掛けています。整備か何かの都合というよりも、両方に 掛けた姿を見せる目的であったように感じられます。


71-5310 右掛け 総隊司令部飛行隊 撮影1989/11/26 新田原基地 TR

 新田原基地航空祭の展示です。


81-5356 右掛け 第3航空団第8飛行隊 撮影1980/09/07 三沢基地 KUPANBA

 右側に掛けたままで牽引しています。しっかりと胴体に固定されている様子が伺われます。


81-5381 右掛け 第4航空団第7飛行隊 撮影1959 松島基地 戸田保紀

81-5381 右掛け 81-5399  左掛け


米軍T.O.1T-33A-21973-1-1改訂版 )の図 提供jetjun

 TOではCautionにあるように、ラダーは左側のみとなっていますが、跳ね上げ式キャノピーを装備している機体では、メンテ上及び地上員とパイロットとのコミュニケーション上、両側にラダーを掛けるケースが多々あるようです。


 ATTACH LADDER HERE はしご掛け位置
61-5221    撮影 かかみがはら航空宇宙科学博物館ボランティア小山澄人 


               クローズアップ
             


 71-5258に見るはしご掛け位置と実際

はしご掛けの黒マーク 撮影 KUPANBA

実際 撮影 チャーリーマイク

 


参考

梯子を使って体験搭乗か  撮影1985/11/17 浜松基地 KUPANBA

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