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:現地に展示中のもの ×:過去のもの :現状不明

 

A1162-42 北海道札幌市厚別区中央1条 札幌市青少年科学館
               Sapporo Science Museum, Atsubetu-ku, Sapporo City, HOKKAIDO 
          
 札幌市青少年科学館の展示  許可を得て撮影2008/06/06 OKUBO
 
 ✕ 川崎ベル47G3B-KH-4 JA7375

JA7375の経歴

1963/07/30 製造 c/n2015 
1963/10/31 JA7375登録 警察庁に引渡 北海道警察に配備 ぎんれい1号 定置場札幌  
1980/07/30 用途廃止
  札幌市青少年科学館に展示   テールを分離して天井から吊り下げ
2024/04/01時点   科学館リニューアル後の再開時点で展示無し。
埼玉県の所沢航空発祥記念館に譲渡された

 札幌市青少年科学館は、2022年夏から2024年春にかけて大規模リニューアル工事を行い
ました。
 2024年4月1日にはリニューアルオープンしましたが、これまであった航空機関連の展示物は全て無くなりました。 このうちDC-6Bのコクピットトレーナーと川崎ベル47G3B-KH-4(JA7375)は埼玉県の所沢航空発祥記念館(リンク)に譲渡されたとのことです(現地に問い合わせて確認)。
 その他の展示物(J-47ジェットエンジンや各種の模型)をどのようにされたのかまでは伺っていませんので、不明です。 

 撮影2021/10/27  山本晋介  リニューアル前写真


撮影2008/06/06 OKUBO (許可を得て撮影 以下同じ)

         撮影2008/06/06 OKUBO
        

        撮影2008/06/06 OKUBO
        
撮影2008/06/06 OKUBO

撮影2008/06/06 OKUBO

撮影2008/06/06 OKUBO


 

       

 

更 ✕ ダグラスDC-6B ノーズセクション

 撮影2021/10/27  山本晋介   リニューアル前写真


撮影2008/06/06 OKUBO


撮影2008/06/06 OKUBO


撮影2008/06/06 OKUBO

 

調 査  MAVERIC

 DC-6について、実機か訓練機材かを約30分かけて調べましたが、中は暗く、体を入れると赤外線によりブザーが鳴るため近くで見られず手がかりはありませんでした。
 コックピット内の写真を拡大してみて無線のコールサイン(JA・・・・)の表示もありませんでした。
 でも横に貼っていた紙にJAPAN AIR LINESと書いてあるので日本航空で使はれていたのは間違いないでしょう 
 1958年2月というのとDC-6B&DC-7Cと書いてあるのはわかったのですがその他はよくわかりません。専門の方に教えて頂きたいです。50年前の紙が汚れておらず、セロテープがしっかりくっついているのも不思議な感じですけどね。
 
 科学館職員によると1981年10月に開館した時と同時に展示していたとのことですが詳細はわからず、寄贈元の日本空港ビルデングに聞いてもらってもわからないとのことでした。

撮影2008/08/08  MAVERIC

横に貼ってある紙の上部拡大
下部拡大

このように貼ってある

2008/08/25 にがうりさんから答え 

 展示物はCPT(コックピット・プロセジュア・トレイナー:コックピット操作手順訓練機)であり、その紙は短波周波数表でしょう

 DC-6のコックピットは土台固定なので、もちろん実機のものではなく、またフライト・シミュレーターでもなく、CPT(コクピット・プロセジュア・トレイナー:コックピット操作手順訓練機)ですね。

 貼ってある表はHF(短波)周波数表です。HFは長距離用通信波ですが、電離層状況によって使用周波数が変わるので最適な周波数選択のために地域、空域によって多数の周波数を用意しています。表はHFと明記されてるし、周波数からもHF周波数表に間違いありませんね。CPTは通信も含めて実機通りなのでしょう。ただセロテープ貼りの周波数表とは訓練用としてもちょっとお粗末ですね。

     念のため現在はHFはまず使ってませんから。衛星通信でバッチリです。

    

 

◎ スチュードベーカー製 J-47エンジン 模型


        
         

 

 

◎ 航空史ソリッドモデル

北日本航空塗装のダグラスDC-3 JA5015



      

 


日替わりメモ472番 2008/06/12から

○ 札幌市青少年科学館

  航空史探検博物館未収録リストがまた役に立ちました。札幌市の多くの人は青少年科学館と言えばプラネタリュームのある天文館であって、そこに航空展示物があるなどとは思ってもいなかったそうです。

 未収録リストにDC-6とあるのを見てOKUBOさんが開館後20年にして初めて訪れたところびっくりです。写真を送って頂いた佐伯もびっくりしました。その驚き方を紹介しておきましょう。

 ダグラスDC-6Bのノーズセクション
 日本のナショナルフラッグとして大活躍をし、ジェット時代に入っても国内幹線で活躍したダグラスDC-6Bが、日本にひとつも残っていないのを残念に思っていましたが、ノーズセクションだけとは言え、あの壮大な星座のごときアナログ計器が欠けることもなく保存展示されていたとは、ほんとうにうれしいです。日航の本物の切り取りなのか、あるいは訓練機材なのか突き止めたいです。寄贈は日本空港ビルデング株式会社なので、例のニセコ零戦のプロペラ(現在は花巻空港)と一緒に羽田に展示してあったのでしょうか。

● 
北海道警の川崎ベル47G3B-KH-4
 北海道警のヘリ第1号、ぎんれい1号が保存されているのもうれしいですね。小型ヘリコプターは使い捨てが多くて、あまり残っていませんから貴重です。警察博物館のベル47G はるかぜ1号などとともに大切に管理してほしいです。

● J-47エンジンの模型
 一見して、エンジンのおもちゃかと思うような色彩豊かなジェットエンジンです。OKUBOさんがネームプレートの文字を書きとってくれたので、それからの推測で模型と判断しました。通常のカットモデルよりは少し小型のようですが、航空自衛隊がF-86教育にこれを使ったのでしょうか。ちょっとそうは思えないので、札幌市がどこから入手したのか知りたいです。

● 最後に何よりも感激したのは、天井から吊り下げられているライトフライヤーからコンコルドまでの航空史ソリッドモデル(11機)の中に、当然ながらダグラスDC-3がおり、その塗装が北海道らしく北日本航空の1号機JA5015になっていることです。僚機のJA5058が入ってきてそのハワイアンカラーに塗り替えた時のものなのが残念で、できれば初期の阿寒号時代であれば、空の開拓者魂が伝わるのではないかと思います。なお、右エンジンのプロペラが無くなっていますので、早く付けてあげてくださいね。

参照
「日本のダグラスDC-3研究 個別機体解説
 
       JA5015 戦後日本の民間DC-3初号機 苦難のスタート
       北海道にハワイアンカラー」